2014年6月1日日曜日

神奈川県 / 津久井

廿三夜

天保十一年四月吉日 當村中

津久井から道志に向かう途中の青野原地区。
旧道にある諏訪神社の境内に、たっぷり墨を付けて書いたような書体の二十三夜文字塔。
天保十一年は1840年。








1 件のコメント:

  1. 先日、日野での写真展を拝見させて戴きました。今まで知らなかった世界でした。月と人々があれ程までに近かったのか。信仰の力があったにせよ重機のない時代に、大きな岩に文字を彫り、引き上げて設置したパワーを月の光から貰ったのでしょうか。陰と陽!日蝕が陽なら、月蝕?月蝕よりも身近な月の満ち欠けに信仰や文化をもち、しかも陽とは異なる静かな陽・・・?の文化を育んでいたのですね。 
    恐るべき大和の民、なんてね。でも、いいですね。


    小生も不思議な、偶然の出会いから、…毎月、檜原村に伺うようになりました。必然だったのか?現実的には、街と村の良い所
    と悪い所の正しい評価と改善に目と体を向けてみたいと思うひとつのきっかけとなりました。ありがとうございます。

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