二十三夜に魅せられて
東京・檜原(ひのはら)村の石塔石仏と各地の二十三夜塔を訪ねて
2016年1月31日日曜日
山梨県・都留市
二十三夜供養塔
都留市鹿留地区、県道713号線が大沢橋を渡ってすぐ左にカーブする。川側の道路脇に角柱型の石塔が2基。庚申塔と二十三夜塔。
草が刈られていたので気がついたが、「都留市の石造物」のリストには見当たらない。銘も読み取りにくい。
そばにふたつ、敷石のみが残っているところがあり、気になる。道路脇なので馬頭などの像塔が持ち去られたのかもしれない。
2016年1月27日水曜日
山梨県・都留市
庚申供養塔
二十三夜塔
明和九壬辰年十月大吉日
山王二十一化 下七社 大宮竉殿
富士急行東桂駅より南の方角に約3キロの都留市鹿留の沖、田谷地区。
なかなか見つからなかったが、地元の方々に伺って、思い出していただいた。
川のそばの倉庫の裏側に、お稲荷さんや馬頭観音と並んでいる。
角柱型で庚申と二十三夜が併記されている。
2016年1月23日土曜日
山梨県・都留市
庚申
二十三夜 塔
明和二歳
酉六月吉日
都留市鹿留の古渡(こわた) 門瀬地区。富士急行の東桂(ひがしかつら)駅から南へ鹿留川にそって1キロちょっと行ったあたり。
江戸時代の道のままに両側に石塔や小祠がのこり、穏やかな空間域。
庚申と二十三夜が並んで彫られている。台座には三猿もいる。明和二年は1765年。250年も前。
2016年1月18日月曜日
山梨県・都留市
大勢至菩薩
都留市上小野地区。自然石で中央部に窪みがある形は、大野大津地区の弘化四年(1847)に似ているが、こちらは建造年等は不明。
車もあまり通らない古くからの道にそって石塔が並んでいる。
2016年1月14日木曜日
山梨県・都留市
二十三夜塔
建造年等は不明。かわいらしい文字の彫り。庚申塔とともに、三つ角にたっている。都留市上小野地区。ここから少し行ったところに、勢至菩薩塔がある。
2016年1月11日月曜日
山梨県・都留市
大勢至
弘化四星舎丁未
三月念三鳥建之
富士急谷村町駅の南5キロほどの、都留市大野大津地区の道路わき。そばに馬頭観音も並んでいる。
「都留市の石造物」には星舎が日生舎となっている。龍集・龍舎・星派は年号の末尾(日本石仏事典)
念三は二十三だが、鳥はいままで出会ったことがない。烏(カラス)のようにも見えるが。
2016年1月5日火曜日
山梨県・都留市
廿三夜
嘉永四辛亥年
季秋上院建之
上谷村
富士急谷村町駅の南、上谷地区。鍛冶屋坂トンネルの手前の細い道を山側に上っていくと、突然、京都南禅寺にあるような、水路用の巨大な橋が出現し、おどろく。
大室神社の後ろ側の木の間に建っている。台石も大きい。
旧道沿いあたるのか、そばには六地蔵や馬頭観音も並んでいる。
嘉永四年辛亥(かのと・い)は、1851年。
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