2018年7月31日火曜日

茨城県 / 土浦市

(サク)奉供養二十三 (以下埋没)

正月・・・

土浦市新治地区にある東城寺を下って、仁王像のある山門よりすこし下の三叉路にたっている。文字はかなり摩耗していて、紀年銘など読みとれない
となりは道標「このさき きよたき」もある聖観音。




2018年7月29日日曜日

茨城県 / 土浦市

〇 二十三夜塔

文政五午天  當村

十一月二十三日 若者講中

土浦市新治地区小野の日枝神社の後方、道路沿いにたっている。
日枝神社は案内板によると明治六年に「山王大権現」から改称。例大祭は4月の申の日で、流鏑馬神事が奉納されるようだ。境内には永正八年(1511)の石灯籠もある。




2018年7月27日金曜日

茨城県 / 土浦市

(サク)二十三夜供養塔

天明六丙午天  大志戸村

三月大吉日  若者講中

土浦市新治地区大志戸の路傍。大きめの自然石で船の形のような台座に乗っている。天明六年丙午(ひのえうま)は1786年。
傍に柱状型の道標もある。指し示す方向は「つちうら」と「きよたき」のようだ。




2018年7月25日水曜日

茨城県 / 土浦市

(サク)二十三夜供養

天明五巳年 右つくば   本郷村
            道
二月廿三日 左つちうら  若者中

土浦市新治地区本郷の三台塚。道路より少し高い位置の駐車場の端に、
おおきな二十三夜文字塔がたっている。185センチ、雲母片岩とある。
並んで立つのは文政十一年の馬頭観音。
旧新治(にいはり)村は2006年に土浦市に編入。市の北西部にあたる。






2018年7月23日月曜日

茨城県 / 土浦市

(サク)奉供養廿三夜為安楽祈所

□□元禄二己□ 九月吉日

常名村 田中講象敬白

土浦市常名町の常名公園にある2基の二十三夜塔のうち、像塔は古い。
元禄二年己巳(つちのと・み)は1689年で、329年前になる。素朴な表情。










2018年7月19日木曜日

茨城県 / 土浦市

(サク)二十三夜塔

文化二乙丑年 常名村

仲秋吉日 若者中

「土浦の石仏」(昭和60年)による分類で、北部地区となっている常名町。土浦駅から北西約3.2キロにある常名公園に、ロケット型の文字塔と勢至菩薩像塔が並んでいる。
上記資料には場所名「青少年広場」とある。広場は池で、石塔はその土手にたっているように見える。大きな桜の木の根元。文化二年は1805年。








2018年7月16日月曜日

茨城県 / 土浦市

二十三夜供養塔

文化四丁卯年

二十三日當村若者講中

土浦市小松の月読神社。社殿向にかって右側に、石仏・石塔が並んでいる。
文化四年(1807)の二十三夜塔の左右には、寛政六年(1794)の十九夜塔と寛政二年(1790)の二十六夜塔が見える。
二十三夜塔の上部が欠けている。神社は今でも縁日があって、地元の方が集まるようだ。




2018年7月14日土曜日

茨城県 / 土浦市

二十三夜待供養塔

明和二年乙酉
十一月二十三日
願主 広瀬与七 同 源内

土浦市南部地区小松の月読神社。扁額は「月読尊」となっている。
月読尊の本地仏である勢至菩薩が祀られている。神仏分離で寺から神社に変わったようだ。霞ヶ浦が見える高台で、付近を勢至が丘と言ったらしい。
社殿に向かって左側に明和二年(1765)の二十三夜塔。