東京・檜原(ひのはら)村の石塔石仏と各地の二十三夜塔を訪ねて
武刕多摩郡成木村
天ヶ指念仏講中
「青梅市の石仏」によると、昭和48年当時26戸での「産夜講」が行われていたようです。
女性の集まりなので「三夜講」が「産夜講」と変わってしまったのだろう、とあります。
JR青梅駅の北約4キロ。成木小学校そばの墓地。すぐ横には康安二年(1362)の青石板碑や馬頭、庚申塔なども並んでいます。
寛政七卯年
二十三夜供□□□薩
九月如意□
青梅村下裏宿
再興願主女講中
正面の文字はほとんど読めないのですが、側面の「青梅村」・・以下は、
はっきり見えます。(参考文献:「青梅市の石仏」昭和49)
青梅市裏宿の七兵衛公園そばの街道沿いに、
庚申塔や地蔵菩薩などと一緒に並んでいます。寛政七年は1795年。