廿三夜祠碣
文化二乙丑天
霜月吉日 講中
山梨県大月市の笹子町、吉久保地区。甲州街道の北側の旧道沿いに稲村神社がある。江戸時代の街道の面影を残す一画。
境内には、道祖神や多くの馬頭観音が並んでいる。珍しい凝った銘文で、祠(シ・ほこら)碣(ケツ・いしぶみ)。
頭部が半円形を「碣」、三角形のものを「碑」という説明もみられる。祠は、「まつる」あるいは「まつる場所」
文化二年乙丑(きのとうし)は、1805年。いまから210年前。ずいぶんキレイですが。
後ろの「醫王大権現」は、医から推察できるが、薬師如来を本地仏とする。
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