二十三夜に魅せられて
東京・檜原(ひのはら)村の石塔石仏と各地の二十三夜塔を訪ねて
2016年7月26日火曜日
鎌倉 / 東慶寺
二十三夜待供養
宝暦四庚戌天 當村施主
四月吉日 四十五人
北鎌倉円覚寺の向かい側、縁切り寺として知られる東慶寺。
明治35年までは尼寺ということで、女人の月待が行われていたか。
勢至菩薩と思われるが、宝冠や髪形、そして光背も可愛らしい。
260年も前の建立だが、女性たちにずっと愛おしまれてきたに違いない。
東慶寺墓地には、田村俊子、高見順、西田幾多郎、鈴木大拙、そして小林秀雄も眠る。
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