二十三夜供羪塔
天下泰平 五穀成就 講中
寛政十二庚申九月吉祥日佐□ 新六 清山
十日市場村 勘右エ門 吉右エ門 良鶴
勢至菩薩が蓮華座に立って合掌する姿が浮き彫りになっている。可憐とも見える像は、文字塔がほとんどの二十三夜塔にあっては、貴重。
JR横浜線の十日市場駅の近く、宝袋寺の門前に石塔が並んでいる。お寺の名前は、敷地から巾着が出てきたことからと、ホームページにあった。日本昔ばなしのような話。
十日市場村は明治初年で64戸。昭和の初め頃の茅葺屋根の写真が載っている。
寛政12年庚申(かのえさる)は、西暦でちょうど1800年。216年前となる。
0 件のコメント:
コメントを投稿