皈命大月天子
寶永五戊子十一月二十三日
東葉高速線八千代中央駅の北方約5キロにある、日蓮宗妙光寺。北総線の小室駅からは2キロ程か。本堂脇にたくさんの石塔が並ぶ。右端に笠付き角柱型の二十三夜塔。
上部には蓮華座に二十三夜の月が彫られている。
「皈」は「帰」の異体字。「皈命」は「帰命」で、南無と同じサンスクリット語namasの訳だそうです。
「月天子」も、もともとはバラモン教で月を神格化したものが仏教に取り入れられ、十二天のひとつ「月天」となったようです。勢至菩薩の化身ともされています。
宝永五年戊子(つちのえね)は1708年。
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