2019年12月28日土曜日

群馬県 / 伊勢崎市

(勢至菩薩座像)

文政二年己卯六月吉日 女人講中

二十三夜 玄涼書 (印)(印)

(台石正面) 堀組

新伊勢崎駅の南、約1.6キロ。広瀬川の近く、美茂呂町の退魔寺。墓地の合間にたくさんの石塔が並んでいる。
宝暦十年(1760)の如意輪観音像には「三十三夜待 講中」とあり驚いたが、資料には(二)(二)とルビがふってある。後年、彫りなおす時に間違えたか。
二十三夜の向かって右は宝暦十二年(1762)の「二十二夜供養」、向かって左は文化十三年(1816)の「二十二夜」 そのほか文政二年(1830)の「二十二夜 女人講中」、明治四十四年の「十九夜文字塔」もあった。




2019年12月22日日曜日

群馬県 / 伊勢崎市

二十三夜塔

施主 久保半左衛門

嘉永四辛亥二月吉日

伊勢崎駅の南東2キロ、東武伊勢崎線の新伊勢崎駅からは700メートルほどの今泉町、法長寺。ベンガラ塗りの楼門の前に石造仁王像。
参道に沿って庚申や大黒天などの石塔がいくつも並んでいる。自然石の二十三夜塔、嘉永4年は1851年。

二十三夜塔のとなりの「二十二夜塔」は、
二十二夜待 念佛女人講 本郷中
宝暦十二壬午歳十月二十二日
とある。宝暦十二年は1762年。