(勢至菩薩座像)
文政二年己卯六月吉日 女人講中
二十三夜 玄涼書 (印)(印)
(台石正面) 堀組
新伊勢崎駅の南、約1.6キロ。広瀬川の近く、美茂呂町の退魔寺。墓地の合間にたくさんの石塔が並んでいる。
宝暦十年(1760)の如意輪観音像には「三十三夜待 講中」とあり驚いたが、資料には(二)(二)とルビがふってある。後年、彫りなおす時に間違えたか。
二十三夜の向かって右は宝暦十二年(1762)の「二十二夜供養」、向かって左は文化十三年(1816)の「二十二夜」 そのほか文政二年(1830)の「二十二夜 女人講中」、明治四十四年の「十九夜文字塔」もあった。