(像)廿三夜 講中 十壱人
文化十酉年十一月吉日
駒林村
横浜市港北区の日吉本町5-62 鯛ヶ崎公園の入口
寛政五年の「庚申塔」や安政五年の「地神塔」などと並ぶ
文化十年は1814年
サク 廿三夜待塔
(ウラ)泉龍十一主 一峯大圓叟 于時安永四乙未年十月吉祥日
(左) 願主 泉邑 石井又市
(右)銘曰 法性心月 朗恭慧光 照今輝古 子孫彌栄 (斬の下に耳)
東京都狛江市。 小田急線狛江駅の北口から北西400メートル。田中橋交差点のそばに稲荷神社がある。社と背中合わせに二十三夜塔と宝暦十三年の庚申塔が建っている。
田中橋と言っても川は見当たらない。コンクリート橋の親柱が、石塔のそばに保存されている。「泉龍」は近くの泉龍寺か。「泉邑」は付近の住所が今は元和泉となっている。
「斬の下に耳」の文字は不明。安永四年は1775年。宝暦十三年は1763年。