二十三夜に魅せられて
東京・檜原(ひのはら)村の石塔石仏と各地の二十三夜塔を訪ねて
2013年4月1日月曜日
謎の名号塔 / 檜原村
南無阿彌陀仏と正面に記されているが (阿は、異体字) 、本体が三つに割れ、一部欠けている。自然に割れたようには見えない。
本宿、吉祥寺本堂脇の無縁仏の間に挟まっている。
側面には、天明四(1784年)竜次(年号の尊称)甲辰 大向久右エ門 大空直元居士
中里五郎左エ門 雲山了玄信士 四月廿五 六寂と彫られているらしい。 両脇はすっぽりはまっていて、見ることが出来ない。 ほぼ同時に亡くなっている。 大向と中里は地区名(小名・小字)。
いい戒名がつけられている。石塔が建てられたのは、文久二年(1862年)、没後78年もたってから。
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