二十三夜に魅せられて
東京・檜原(ひのはら)村の石塔石仏と各地の二十三夜塔を訪ねて
2015年8月31日月曜日
村外・大月市大月地区
勢至尊
安政三丙辰
大月市駒橋2丁目の石仏群に、二十三夜待の本尊とされる勢至菩薩の文字塔も並んでいる。
2015年8月28日金曜日
村外・大月市大月地区
廿三夜
造立年等は不明。
大月市駒橋二丁目の甲州街道脇に石仏群がある。観光パンフレットには「関場の石仏群」とでている。
猿橋駅と大月駅の中間で、発電所の近く。
馬頭観音など多くの石仏は、明治以降の道路工事で持ち寄られたようだ。
2015年8月27日木曜日
村外・大月市賑岡町
二十三夜講中
造立年、造立者等は不明。
大月市賑岡町東奥山の春日神社鳥居そばの石塔群。天保十四年の大きな二十三夜塔の後ろの石垣に立てかけられている。あとから持ち込まれたものか。
2015年8月26日水曜日
村外・大月市賑岡町
二十三夜
天保十四卯八月
大月市賑岡町東奥山の春日神社鳥居そばの石塔群。
ひときわ大きな道祖神と、二十三夜塔。
道祖神は角柱型。二十三夜塔の前には丸石が数個置かれている。
天保十四年は1843年。
2015年8月20日木曜日
村外・大月市賑岡町
廿三夜
大月市賑岡町東奥山の春日神社そばの石塔群の中に、高さ37センチの小さな二十三夜塔。
可愛らしいです。造立年等は不明。
2015年8月19日水曜日
村外・大月市賑岡町
二十三夜講中
文化二 十一月吉日
大月市賑岡町東奥山地区の公民館のそばに赤い鳥居が見える。春日神社の鳥居。
そばにたくさんの石塔が集まっている。
六地蔵の後ろにやさしげな表情の二十三夜塔。
文化二年は1805年。 十一月の造塔もわりあい多くみられる。
2015年8月17日月曜日
村外・大月市賑岡町
二十三夜待供養 当邑講中
安永九庚子天九月日
大月市賑岡町東奥山の小和田地区にある東光寺。墓地へ登る道の途中、藪の中に蔦におおわれた石塔群を見つけた。
お寺のご住職や奥様、そしておそらく檀家の高齢化で、石塔の記憶も薄れていたようだ。
角柱型で正面は像が彫られている。勢至観音かどうか不明。安永九年は1780年と、古い。
見晴らしのいい場所だ。
2015年8月9日日曜日
村外・大月市賑岡町
二十三夜塔
于時万延元年
庚申六月吉辰
施主 幡野新左衛門
大月市賑岡町の畑倉地区。東陽寺の跡地の道沿いに六地蔵はすぐに見つかったが、二十三夜塔が無い。ちょうど近くで地元の年配の方々が作業されていたので、尋ねるが皆さん記憶にないと言われた。
周辺を歩いてみると、少し西側に行った所の道より低いお宅の敷地内に、石塔の後ろ姿を発見。声をかけて見せていただくと、はたして茶色い石の二十三夜塔。以前は幡野氏の地所だったとのこと。
万延元年庚申(かのえさる)は1860年。
2015年8月2日日曜日
村外・大月市賑岡町
廿三夜
大月市賑岡町の強瀬地区。桂川に近いあたりに愛宕堂がある。そのお堂の下に、道祖神と並んでやさしい表情の廿三夜塔がたっていた。年代等は不明。
道祖神も台座は立派だが、上は丸石の自然石のような素朴なもの。
向かい側には川を挟んで発電所の設備が見える。
2015年8月1日土曜日
村外・大月市賑岡町
二十三夜供養塔
施主講中 現住寛専代 立之
安永六丁酉年三月吉日
大月市の市街地から桂川を挟んで北側が、賑岡町。岩殿山の東側ふもとの岩殿地区にある真蔵院の門前にたっている。
安永六年丁酉(ひのととり)は1777年。大月市では、「供養」とはいっているのはほとんどが1700年代建立の古いもの。
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