廿三夜
(左)当所 信者中
(裏) 明治廿六年十二月吉日
群馬県伊勢崎市の最南部、八斗島町の稲荷神社。すぐ近くを利根川が流れる。川向うは埼玉県本庄市。
八斗島町では同年齢の男性の「講」だったようだ。
資料には市内の二十三基の二十三夜塔が載っている。うち十九基は文字塔だが、当石塔の文字はかわいい。落款印も彫られている。明治二十六年は1893年。
庚申塔や大黒天、二十二夜塔も並んでいる。二十二夜塔の文字もユニークだが、そちらは嘉永五年(1852)と少し古い。台座に「当邨女人講中」とある。
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