2016年11月9日水曜日

横浜市 / 緑区

二十三夜塔

弘化三丙午歳

七月吉祥日 小山村中

世話人 鳥山孫右エ門 篠崎政右エ門

JR横浜線中山駅の北側を恩田川が流れ、それに沿うように成瀬街道。
丘陵が残る小山町に日枝神社がある。境内の端に石塔が並ぶ。
角柱型の二十三夜塔と、地神塔、道祖神。
弘化三年は1846年で、今から170年前。




2016年11月7日月曜日

横浜市 / 緑区

二十三夜塔

慶應二丙寅稔 二月吉日

願主 久保邑 刈谷玄春 吉沢太平

横浜市緑区三保町、JR横浜線の中山駅から少し歩いたところにある、舊城寺。室町期には上杉系の榎下城があり、慶長期にお寺が建てられて、旧城寺という(そのまんまの)名前になった。

本堂後ろが本丸跡で、山門の辺りに食い違い土手があったらしい。今は地蔵尊が並んでいる。
慶應二年は1866年。今からちょうど150年前。

寛文十年(1670)の地蔵立像の庚申塔や、元文五年(1740)の青面金剛の庚申塔など、さすがに古いものが多い。







2016年11月6日日曜日

横浜市 / 緑区

二十三夜供羪塔

天下泰平 五穀成就  講中

寛政十二庚申九月吉祥日佐□   新六  清山

十日市場村  勘右エ門 吉右エ門 良鶴

勢至菩薩が蓮華座に立って合掌する姿が浮き彫りになっている。可憐とも見える像は、文字塔がほとんどの二十三夜塔にあっては、貴重。

JR横浜線の十日市場駅の近く、宝袋寺の門前に石塔が並んでいる。お寺の名前は、敷地から巾着が出てきたことからと、ホームページにあった。日本昔ばなしのような話。
十日市場村は明治初年で64戸。昭和の初め頃の茅葺屋根の写真が載っている。

寛政12年庚申(かのえさる)は、西暦でちょうど1800年。216年前となる。




2016年10月30日日曜日

神奈川県 / (旧)相模湖町

廿三夜

 旧相模湖町の南端、道志川岸のキャンプ場の入口に小さな集落がある。「津久井郡文化財」によると戸数5で、「新戸」という地名や石造物の年代から見て、歴史的には新しい集落かもしれないが、山沿いに赤い鳥居の神社や墓地もあった。
 歩いても探せなくて地元の方に教えていただいた。そばに慶応三年(1867)の道祖神。










2016年10月26日水曜日

神奈川県 / (旧)相模湖町

廿三夜

元治二丑八月

道志地区の南端、南畑集落。道路は道志川に阻まれてUターンしている。集落の入口の沢のそばに古い石塔群。
寛延三年(1750)、享保十五年(1730)の二基の庚申塔や、観音像などと並んで、半月形の二十三夜塔。

元治二年は4月に慶応に改元されているが、上記のように読み取れた・・・どうでしょうか。