2016年2月25日木曜日

佐賀県・鹿島市

月夜見命

大正八年七月廿三日建立

小池貞吉  仝納吉 増田・・・三ヶ島・・・下村・・・

石工 川崎正雄

佐賀県鹿島市より国道207号線で海岸沿いを諫早の方へ走る。
七浦の嘉瀬の浦地区の鎮守神社。力強い字体。






2016年2月22日月曜日

佐賀県・鹿島市

月夜見命

社掌吉田大次郎拝書

発起人 三ヶ島兵吉 野中~ 下村~ 小池~

三夜講 年齢順 三ヶ島理太郎 小池~ 石橋~・・・・・

多良町 石工平川伊之吉拝鐫(せん)

明治三十三年旧二月廿三日建立

佐賀県鹿島市七浦の嘉瀬の浦地区。太良町のほうへ向かう海岸沿いの鎮守神社。
「肥前鹿島の石造文化」に、3基の月読尊文字塔が載っている。
鳥居をくぐり、階段をのぼりきると、何と、月夜見命の石塔が林立している。

資料にある挿絵よりほっそりしていて、発起人4人の名前の部分が割れてしまったように見える。
明治33年は、1900年。










2016年2月16日火曜日

佐賀県・鹿島市

月夜見大神

明治三庚午殿春吉祥日

謹建 西古浦講中

佐賀県鹿島市の有明海沿いの七浦、音成地区にある天子(てんし)神社。
案内板には天平年間の創祀とあった。
堂の後ろに、ずらりと並ぶ石祠が歴史を感じさせる。







2016年2月11日木曜日

佐賀県・鹿島市

月輪中に勢至菩薩立像

方形の基礎石に

施主  中原○○
     中村倉吉
     中村多吉・・・・ほか16人の名前があります。

佐賀県鹿島市の有明海側、田が広がるのどかな重ノ木地区の天満宮。
社内部の中央の石塔は、鹿島三代藩主鍋島直朝をまつる。
「直朝神社」と彫られている。こちらは寛文元年、1661とあるが・・・1709年死去なので、それはないのでは・・・

向かって右、明治28年の石祠内には木造天神像。







2016年2月7日日曜日

佐賀県・鹿島市

月弓尊

(台座に)嘉永三庚戌拾月
田澤彦太 高田~・・・とあったようだが、現在台座は見当たらない。

全体はワニのような形をしていて、中央のくぼみに「月弓尊」の文字。「肥前鹿島の石造文化」によると、鹿島市内には「二十三夜尊」「勢至菩薩」と刻まれた文字塔はない。

長崎本線肥前鹿島駅の正面をまっすぐ西へ進み、T字路にぶつかった角に新宮社。その社殿のそばに、石塔・石祠がひっそりとたつ。
嘉永三年は1850年。





2016年2月2日火曜日

佐賀県・鹿島市

月夜見尊

天保三壬辰稔溽暑吉祥日

佐賀県鹿島市城内の城跡に建つ松陰神社。その斜め後ろの木陰に石造物群。お正月の鏡餅が供えてある。月夜見尊は傾き、下の方は土に埋もれている。天保三年(みずのえたつ)は、1833年。
年号等は「肥前鹿島の石造文化」によるが、苔も生えていて、読み取れない。
隣の石祠は「八天狗」、その隣の横向きの石祠には「天満宮 稲荷大明神 八天社」とある。
後ろの木立の奥は鹿島高校のグランド。前は城の石垣や武家屋敷。





2016年2月1日月曜日

山梨県・都留市

二十三夜

明治二十五年二月基

羽根子組講中

都留市下谷の羽根子地区。桂川の北側、愛宕地蔵堂のわきに石造物が並ぶ。