2018年3月26日月曜日

千葉県 / 八千代市

(サク)奉造立二十三夜尊 

萱田邑助治講中 十一人

安永七戊戌年  十一月吉祥日

八千代中央駅より北側に約500m。飯綱神社への階段を上らずそのまま道なりに回り込んだところに、石塔がきれいに並んでいる。
そのうちの一つ、駒形の安永7年(1778年)の二十三夜「尊」塔。
向かい側は、田んぼが広がる。










2018年3月25日日曜日

千葉県 / 八千代市

二十三夜塔

万延元庚申年

八月吉日

八千代市萱田の時平神社の三基め、万延の二十三夜塔。
天保十年(1839)のものと同じように駒形で、特に飾り気もなくシンプル。
万延元年は1860年。「時平」とは、藤原時平のことで、菅原道真を太宰へ左遷した人物。
道真死後すぐに若くして亡くなり、縁者がこの地に移り住んだという。市内に時平神社が4社あるようだ。






2018年3月21日水曜日

千葉県 / 八千代市

(勢至菩薩像)

廿三夜待講諸□

□所同行  敬白

(人名 18人)

千葉県八千代市萱田(かやだ)字熊野の時平神社そばの石塔群に、3基の二十三夜塔がたっている。光背型の像塔だが造立年は不明。
ウエストあたりで折れていて、顔面も剥落している。




2018年3月20日火曜日

千葉県 / 八千代市

廿三夜塔

天保十亥年  十一月吉日

定右ヱ門 三左ヱ門・・(ほか十名)

正面上部に飛雲、日月

八千代中央駅の北500m程の時平神社。社殿・鳥居が消防の建物と並んでいる。
道路側に庚申像塔、文字塔、馬頭、及び3基の二十三夜塔などの石塔。
天保十年は1839年。







2018年3月10日土曜日

東京都 / 練馬区

廿三夜待供養

文化十三丙子年 二月吉日建之

武州豊島郡 下石神井村

台石に願主・世話人として二十三人の名前が彫られている。
「本橋八五郎 ちよ」など夫婦の名もみえる。

上部の勢至菩薩像の浮き彫りが可愛らしい。

現在の所在地名は練馬区下石神井6丁目1番地。天祖神社の境内に、延宝二年(1674)の庚申塔、享保二年(1717)の地蔵菩薩と並んでいる。
文化十三年は1816年。