2020年4月30日木曜日

茨城県 / 阿見町

(日・月) 奉待 廿三夜 十六夜 供養
寛政三(亥?)年 十月二十三日

阿見町上条地区の万蔵院。道路から少し入った畑の脇に赤いトタン屋根が見えた。
堂の前に石仏が集められている。
二十三夜と十六夜の像塔(勢至菩薩か)が斜めになっている。肩のあたりのトンボの羽のようなものは、天衣? 寛政三年は1791年。



2020年4月12日日曜日

茨城県 / 阿見町

 奉待十九・・(舟形部分)

(台座部分) 當村二十三夜講中 男女九十六人 

(資料により)享保十二年十月二十三日

茨城県土浦市の南東に隣接する稲敷郡阿見町。霞ヶ浦に近い掛馬地区の満徳寺。案内板によると開山は1300年代で時宗。中世には城館が近くに在ったようだ。境内から墓地への坂道を少し上ったところに石仏が並ぶ。
如意輪観音なので十九夜講が先で、あとから二十三夜講の台石がついたのか、両講が併存していたのかなど、不明。






2020年4月6日月曜日

茨城県 / 阿見町

二十三夜供養

明和元申年十一月

資料には聖観音像とあるが、勢至菩薩ではないのでしょうか。。
茨城県稲敷郡阿見町は土浦市の西、霞ケ浦のほとり。
島津地区にある曹洞宗島津山長泰寺。案内板によると本尊は聖観世音菩薩。
参道わきの土手のようなところに石仏・石塔が集まっている。
上部は折れ、下部は土に埋もれた石塔で「夜 女人中」と読めるものもある。