2020年3月29日日曜日

神奈川県 / 清川村

二十三夜塔

天保二辛卯歳 晩春造立之

神奈川県愛甲郡清川村の煤ケ谷地区。八幡神社の鳥居のそばの石塔群。
大きな自然石に篆書風(?)書体の二十三夜塔がたっている。側面の年紀の文字も力強い。後ろには多くの双体道祖神。
石段を上った境内には、正徳や元文といった古い庚申塔があった。




2020年3月15日日曜日

神奈川県 / 清川村

二十三夜

(裏)天保六乙未年 七月七日

神奈川県愛甲郡清川村の宮ケ瀬地区。ダム建設により地域の大部分が湖に沈んだ。
整備された湖岸の建物に石塔が集められている。
「水没前石造位置図」の看板によると、「向落合」集落の県道沿いに二十三夜塔や宝暦十三年の庚申塔、大正・昭和の馬頭観音があったようだ。




建物の右奥にダム湖の「宮ケ瀬湖」が見える。

2020年3月9日月曜日

神奈川県 / 愛川町

廿三夜塔

文化十一甲戌歳 臘月吉祥日

(台石)みのわ村中

神奈川県愛川町。宮ケ瀬湖の宮ケ瀬ダムから流れる中津川。海底(おぞこ)の「日月神社」から川を挟んで東側約2キロ、下箕輪地区の「地神社」。
鳥居をくぐって参道の先の石段の左右に、二十三夜塔と庚申塔がたっている。
文化十一年は1814年。臘月は陰暦12月。近くに「石神社」という名の神社もある。





2020年3月1日日曜日

神奈川県 / 愛川町

廿三夜

村講中

安政三辰十月造之

神奈川県愛甲郡愛川町海底(おぞこ)の日月神社の入り口脇に石塔群。一番大きいのが二十三夜塔。