2015年11月14日土曜日

山梨県・都留市

廿三夜

上部に、日・月が彫られている。

向かって右側面には、□□筆のように見える文字あり。

山梨県都留市の小形山地区。富春寺の近くの分かれ道に、大きな三界萬霊塔と並んで建っている。
富春寺のご住職によると、こちらが参道入り口だったようだ。
萬霊塔の方は、寛政二戌(いぬ)春 富春禅寺 白隠・・・など読めます。寛政二年は1790年。









2015年11月12日木曜日

山梨県・都留市

二十三夜供養 同行十三人

元禄十七年 甲申  二月  日

山梨県大月より富士吉田方向へ南下。都留市に入る。小形山地区の富春寺(ふしゅんじ)。
本堂前に石仏が並んでいる。
舟形浮彫で、元禄17年1704年は、3月に宝永に改元。
(青字は仮の読み)






2015年11月6日金曜日

山梨県小菅村

廿三夜等

享和三亥年

三月廿三日

小菅村に上野原側から入る道筋の長作(ながさく)地区に、美しい観音堂がある。
その御堂の前に石塔が並ぶ。
一番大きいのは寛政の百番等。ほかに庚申供養塔、念仏供養等など。
(等)という表記がめだつ。 堂内には如意輪観音が安置され、安産の祈願者が多いとか。
享和三年癸亥(みずのと・い)は1803年。










2015年11月4日水曜日

山梨県小菅村

廿三夜

明治二巳年三月

田元中

小菅村の田元地区。道が大きくカーブするところの山側に石塔が並んでいる。

となり(向かって左)は茶色の角柱の上に丸い自然石が乗っている。角柱正面に日待供養(月待かも)、文政十三寅年とある。1830年。上の丸い部分には、日と月が彫られている。




2015年11月1日日曜日

山梨県小菅村 

廿三夜

明治四十四年か。

小菅村浅久保地区の薬王院に、牛馬観世音(大正3年)、太子塔(文政2年)、百番供養塔(文化4年)、供養塔(文化2年)などと並んでたっている。